水平断 のバックアップソース(No.2)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- バックアップ を表示
- 水平断 へ行く。
- 1 (2013-04-13 (土) 21:42:49)
- 2 (2018-01-10 (水) 21:55:12)
''水平断''とは、体を水平方向に切る断面の取り方の向きのこと。立っている人体(=[[解剖学的正位]])に対して考えるのが普通で、その場合、水平断は体の[[横断]]と同じ意味になり、体を上下に分けるような断面の向き。水平断で得られる断面を、[[水平面]](水平断面)という。 |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語|医学|[[水平断]]|すいへいだん| |>|英語|Horizontal section * |ホリ''ゾ''ンタル・''セ''クション| 水平断は、[[CT]]、[[MRI]]などの[[断層像]]でよく使う断面の向き。断面を取る位置を変えると、少しずつずれた[[水平面]]を無数につくることができる。 水平断は、体全体の断面、とくに[[頭部]]や[[体幹]](=胴体)の断面を考えるときによく使う。取り出した[[臓器]]や、[[上肢]]、[[下肢]]などでは、その構造の長い向き(長軸)に直交する向きの断面=「横断」という言い方を使う。取り出した臓器に対して「水平断」を使うのは、[[脳]](特に[[大脳]]や[[間脳]])のとき。 > カテゴリー: [[方向>category/方向]]