皮膚 のバックアップソース(No.5)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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''皮膚''とは、動物の体の表面([[体表]])を覆っている[[器官]]を広く指す言葉。 |3|2|||c |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語|医学|[[皮膚]]|ひふ| |~|一般|[[肌]]|はだ| |>|英語|skin|ス''キ''ン| [[毛]]、[[爪]]、[[うろこ]]などは皮膚の構造が変化してできたもの。また、皮膚は、[[触覚]]や[[痛覚]]、熱い冷たいの[[温度覚]]など、いくつかの感覚を伝える[[感覚器]]の働きもしている。皮膚とそれに付属する構造をあわせて、[[外皮系]]という[[器官系]]として扱うことがある。 ** 皮膚の層構造(表皮と真皮) [#zbcb2e72] 皮膚は何層かの層構造をとっている。いちばん表面を覆っている層は細胞がびっしり並んだ[[上皮]]で、皮膚の上皮は特に[[表皮]]と呼ばれる。その下に、弾力性に富んだ[[結合組織]]の層である[[真皮]]がある。また更にその下の層は、クッションや断熱材の働きをする[[脂肪組織]]の多い[[皮下組織]]と呼ばれる層がある。 ふつう、皮膚は、表皮と真皮をあわせたものをさすことが多いが、さらにその下の皮下組織の層を含めて、全部で3層とする場合もある。この層構造に関しては、脊椎動物の皮膚はみな基本構造が似ている。 ヒトを含む哺乳類では、表皮は特に乾燥に耐えるようになっている。真皮には[[コラーゲン線維]]が多く、皮下組織は[[皮下脂肪]]の蓄積する層である。 > カテゴリー: [[外皮系>category/外皮系]] | [[器官>category/器官]] | [[皮膚>category/皮膚]] | [[感覚器>category/感覚器]]