種子骨 のバックアップソース(No.1)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 
 ''種子骨''とは、[[骨]]の分類のひとつで、[[腱]]や[[靭帯]]などの内部にある[[骨]]のこと。[[膝蓋骨]]([[膝]]の皿の骨)が有名。腱などが[[関節]]の横を回り込む部分など、腱が摩擦を受けやすい場所にできる。

 種子骨はほとんどが大きさ数[[ミリメートル]]の小さな[[骨]]だが、例外的に大きいのが、[[膝頭]]で[[膝蓋靭帯]]([[大腿四頭筋]]の[[腱]])の中にできる[[膝蓋骨]](膝の皿)と[[手首]]で[[尺側手根屈筋]]の腱の中にできる[[豆状骨]]([[手根骨]]のひとつ)。それ以外の種子骨は、[[手]]([[手首]]から先)や[[足]]([[足首]]から先)の[[関節]]にできるのが多い。人によってある人とない人がいたりする場所もあるが、たいていの人がある場所もある(例:[[第一指]]の[[中手指節関節]]([[第一中手指節関節]])、つまり親指のつけねにはみんなある)。
 

 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
 どのページにでも自由にリンクしてください。でも、このサイトの文を他の場所に転載(コピー・ペースト)しないでください(コピーした内容に間違いがあったとき、その間違いはその後このサイト上では誰かに修正されるかもしれませんが、あなたがコピーした先では間違ったまま残ってしまいます)。