精細管 のバックアップソース(No.4)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 
> 詳細は[[曲精細管]]の項目にあります

 ''精細管''とは、または''曲精細管''とは、[[精巣]]([[睾丸]])の中で[[精子]]をつくり、できた精子を運ぶ管。

 直径0.2〜0.3 mm ぐらいで、[[精巣]]の中でくねくねとうねりながら走り、真っ直ぐ伸ばすと数10cmあるものが多数入っている。

 管の両端が[[精巣]]の端にある[[精巣網]]につながる。[[精子]]は精巣網に運ばれるが、精細管と精巣網のつなぎ目の短い部分を[[直精細管]]と呼び、それ以外の大部分はくねくねとうねりながら走るので曲精細管として区別する。

 精細管の壁は、[[精子]]ができる途中の様々な段階の[[細胞]](=[[雄性生殖細胞]])とそれをサポートする細胞(=[[セルトリ細胞]])が、[[精上皮]]という特殊な[[上皮]]を構成する。
 
 

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