延髄 の変更点
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
#author("2020-03-07T12:24:00+09:00","","") #author("2020-03-07T12:44:19+09:00","","") ''延髄''とは、[[脳]]の部分の一つで、[[中脳]]、[[橋]]とともに、あわせて[[脳幹]]と呼ばれる部分。延髄は脳幹の中でもっとも下(脊髄の側)にあり、脊髄ととなりあっている。延髄の上には橋がある。 |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語|医学|延髄|えんずい| |>|ラテン語・英語|medulla oblongata|(ラテン語読み)メ''ドゥ''ラ・オブロン''ガ''ータ &br; (英語読み)メ''ダ''ラ・オブロン''ガ''ータ| 延髄は、太いところで太さ2~3cmぐらい、長さも数cmの小さな場所だが、[[脳]]と[[脊髄]]をつなぐ重要な[[神経]]がみな通過する場所なので、この場所が障害されるとその場所によって運動機能や感覚機能などが失われる。また、人体の生存に必須な機能をもつ[[脳幹]]の中でも特に、[[循環器系]]や[[呼吸器系]]などの機能(いわゆる[[植物性機能]])と呼ばれる働きを制御する中枢を含んでいるので、この部位の[[神経細胞]]が死んでしまうと、脳が体を維持する機能がなくなる、脳死の状態になってしまう。 延髄は、太いところで太さ2~3cmぐらい、長さも数cmの小さな場所だが、[[脳]]と[[脊髄]]をつなぐ重要な[[神経]]がみな通過する場所なので、この場所が障害されるとその場所によって運動機能や感覚機能などが失われる。また、人体の生存に必須な機能をもつ[[脳幹]]の中でも特に、[[循環器系]]や[[呼吸器系]]などの機能(いわゆる[[植物性機能]])と呼ばれる働きを制御する中枢を含んでいるので、この部位の[[神経細胞]]が死んでしまうと、脳が体を維持する機能がなくなる、[[脳死]]の状態になってしまう。 > カテゴリー: [[神経系>category/神経系]] | [[中枢神経系>category/中枢神経系]] | [[脳>category/脳]]