心室中隔 の変更点

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

#author("2021-05-21T14:42:01+09:00","","")
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 ''心室中隔''とは、[[心臓]]の2つの[[心室]]([[右心室]]と[[左心室]])の間を仕切る厚い壁の部分のこと。心室の壁の他の部分と同じように、主に[[心筋層]]でできている。
 ''心室中隔''とは、[[心臓]]の2つの[[心室]]([[右心室]]と[[左心室]])の間を仕切る壁の部分のこと。心臓の他の部分と同じように、主に[[心筋層]]でできている。心室の壁の一部なので,非常に厚い。

|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|医学|[[心室中隔]]|しんしつちゅうかく |
|>|英語|interventricular septum |インター''ヴェ''ントゥリキュラー・''セ''プタム |
|~|~|ventricular septum |''ヴェ''ントゥリキュラー・''セ''プタム |
|>|略語|[[IVS]] * |アイ・ヴィー・エス |
|>|ラテン語|septum interventriculare |セプトゥム・インテルウェントゥリクラーレ |

| * |  ''i''nter''v''entricular ''s''eptum の略 |f

 [[心臓]]を外から見たとき、左右の[[心室]]の間には、心臓の前の壁では[[前室間溝]]が、心臓の後ろ側の壁には[[後室間溝]]がある。心室中隔は、前室間溝と後室間溝とを内部でつなぐ場所にある。心室中隔は、ほとんどの部分は厚い[[心筋層]]でできている([[心室中隔筋性部]]という)が、[[心房]]の近くの上端には[[筋]]のない[[心室中隔膜性部]]がある。

 心室中隔には、[[房室束]]([[ヒス束]])も通っている。[[房室束]]は、[[特殊心筋線維]]でできていて、心室の[[筋]]を[[収縮]]させる電気的な興奮を、[[心房]]から心室へ伝える[[刺激伝導系]]である。[[房室束]]は、は心室中隔内で[[右脚]]、[[左脚]]の2つに分かれて右心室と左心室の[[プルキンエ線維]]へとつながる。

 [[心臓]]を外から見たとき、左右の[[心室]]の間には、心臓の前の壁では[[前室間溝]]が、心臓の後ろ側の壁には[[後室間溝]]がある。心室中隔は、前室間溝と後室間溝とを内部でつなぐ場所にある。心室中隔は、ほとんどの部分は厚い[[心筋層]]でできている([[心室中隔筋性部]]という)が、[[心房]]の近くの上端には[[筋]]のない[[心室中隔膜性部]]がある。

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