肋骨
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
あばら骨でこの項目を参照しています
肋骨とは、あばら骨とも呼ばれる胸部の骨。胸骨、胸椎とともに胸郭をつくり、胸の内臓を守っている。全部で12対(24本)あり、上から第1肋骨〜第12肋骨という名前がついている。
* | ふだんは使わない言い方。肋軟骨を含まないことを強調するときなどに使う |
** | 複数形は costae |
形の分類では長骨で、1本の肋骨の形は胸郭に沿って弓状にカーブする。体の後部では胸部の背骨(胸椎)と関節をつくり、前部では肋軟骨とつながる。左右の肋軟骨は中央部(正中)にある胸骨につながる。ただし、第11、第12肋骨の肋軟骨は短く、胸骨とつながらない。
図:肋骨(左斜め前から見たところ) *1 肋骨は赤 、肋軟骨をオレンジ色 で表示 |
図:肋骨(左横から見たところ) *2 肋骨は赤 、肋軟骨をオレンジ色 で表示 |
*1 Source: BodyParts3D, © ライフサイエンス統合データベースセンター licensed under CC表示 継承2.1 日本
*2 Source: BodyParts3D, © ライフサイエンス統合データベースセンター licensed under CC表示 継承2.1 日本
*3 Source: BodyParts3D, © ライフサイエンス統合データベースセンター licensed under CC表示 継承2.1 日本
*4 Source: BodyParts3D, © ライフサイエンス統合データベースセンター licensed under CC表示 継承2.1 日本