脳梁 の変更点
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
#author("2020-03-29T15:33:36+09:00","","") ''脳梁''とは、[[大脳]]の一部の名前で、左右の大脳([[大脳半球]])をむすぶ[[神経線維]]の束でできている。[[大脳髄質]]に属する場所。左右の大脳が連携して働くのに必要な情報をやり取りしている。左右の大脳皮質の間をつなぐ神経線維を交連線維というが、交連線維の主な通り道が脳梁である。 |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語|医学|[[脳梁]] |脳梁 | |>|ラテン語|corpus callosum |(英語読み) ''コ''ーパス・カ''ロ''ーサム &br; (ラテン語読み)コルプス・カロースム | 脳梁は左右の[[大脳半球]]をつなぐように走る[[神経線維]]の束。脳梁の通る場所は、大脳半球の間にある[[大脳縦裂]]の奥(下)で、[[第3脳室]]よりも上にある。脳梁は幅1cm以上の太さで大脳の前部から後部までつづいている。後端で一番太くなったところを脳梁膨大といい、前部でカーブして下に向かうところを脳梁膝、その間が脳梁幹という。 左右の大脳をつなぐ[[交連線維]]の通り道には、脳梁の他に[[前交連]]などもあるが、脳梁が一番太い。 脳梁は男よりも女の脳のほうが太いといわれる。 > カテゴリー: [[神経系>category/神経系]] | [[中枢神経系>category/中枢神経系]] | [[脳>category/脳]] | [[大脳>category/大脳]] | [[頭頚部>category/頭頚部]]