前脚 のバックアップ差分(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

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[[内包]]
 ''前脚''とは、[[あし]]のような形をした構造が、前部と後部とに分かれているときの前部のこと。もう一方は[[後脚]]。[[内包]]の前脚、[[アブミ骨]]の前脚などがある。

** 内包の前脚 [#k8d4e601]
 [[内包]]は、[[大脳皮質]]に出入りする[[神経線維]]が、[[大脳]]の中心部付近にある[[大脳基底核]]のそばを通るときに集まって束になっているところ。内包を[[水平断]]でみると前後方向に細長い形をしているが、中央付近で折れ曲がり全体としてくの字になっている。折れ曲がり部を[[内包膝]]、内包膝より前部を前脚、後部を[[後脚]]という。

 内包の前脚は、主として大脳の[[前頭葉]]とつながる[[神経線維]]からなり、[[後脚]]は、それ以外の[[大脳皮質]]の部分とつながる線維からなる。

** アブミ骨の前脚 [#sab1dca9]
 [[中耳]]で、音を[[鼓膜]]から[[内耳]]の[[前庭]]まで伝える3つの[[耳小骨]]のうちのひとつである[[アブミ骨]]は、[[アブミ骨底]]から伸びる2本の柱、前脚と[[後脚]]によって支えられる。

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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