大腰筋 のバックアップ差分(No.2)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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[[未登録の用語]] > 関連する内容が[[腸腰筋]]の項目にあります ''大腰筋''とは、背骨([[脊柱]])と[[大腿骨]]をつないで、[[大腿]]を[[前方]]に引き上げ、[[股関節]]を[[屈曲]]する働きをする[[筋]](股関節の[[屈筋]])のひとつ。となりにある[[小腰筋]]、[[腸骨筋]]とまとめて、[[腸腰筋]]と呼ばれる。歩いたり走ったりするときに、足を前に上げるのに重要な筋なので、これが弱ると足があまり大きく上がらず、つまづきやすくなる。 大腰筋の[[起始]]は[[脊柱]]のうち、[[第12胸椎]]から[[第5腰椎]]までから起こり、[[筋]]の上半分は[[骨盤]]内を通る。[[鼠径部]]の[[筋裂孔]]を通って[[大腿]]の前面に出て、最後は[[大腿骨]]の[[小転子]]に[[停止]]する。大腰筋の[[運動]]は、[[腰神経叢]]に[[支配]]される。上部は[[腰神経叢]]からの枝で、下部は同じく腰神経叢由来の[[大腿神経]]支配。