精管 のバックアップの現在との差分(No.1)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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''精管''とは、男性生殖器系の器官で、精巣(睾丸)でつくられた精子を尿道に運ぶ細い管。 > [[輸精管]]でこの項目を参照しています 直径数mmで長さは30cmほど。管の壁の平滑筋層がよく発達していて、射精の前にはこれが順に収縮して蠕動運動をして精子を送り出す。 ''精管''とは、[[男性生殖器系]]の[[器官]]で、[[精巣]([[睾丸]])でつくられた[[精子]]を[[尿道]]まで運ぶ細い[[管]]。 正確には、精管は精巣のとなりの精巣上体の端(精巣上体尾部)からはじまる。精巣上体尾部には、精巣でつくられた精子がためられている。精管の反対側は膀胱と前立腺の後ろ側(背側)で精嚢と合流し、前立腺の中に入る。前立腺内に入ると名前が射精管となり、最後は前立腺の中心を通る尿道につながる。精嚢と前立腺が精液の成分を分泌する。 |4|3|||c |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語|医学|[[精管]]|せいかん| |~|~|[[輸精管]]* |ゆせいかん| |>|英語・ラテン語|ductus deferens** |(英語読み)''ダ''クタス・''ディ''フェレンス &br; (ラテン語読み)ドゥクトゥス・デフェレンス| |~|~|vas deferens** |(英語読み)''ヴァ''ス・''ディ''フェレンス &br; (ラテン語読み)ウァス・デフェレンス| |>|英語|seminal duct|''セ''ミナル・''ダ''クト| |~|~|deferent duct|''ディ''フェレント・''ダ''クト| |~|~|deferent canal|''ディ''フェレント・キャ''ナ''ル| 精管ははじめは陰嚢内をはしり、最後は骨盤内で終わる。お腹の中に入っていくのは、鼠径部(ふとももの付け根の前面)の鼠径管。 | * あまり使わない &br; ** ductus も vas も、どちらも管の意味 |f 直径数 [[mm>ミリメートル]]で長さは30 [[cm>センチメートル]]ほど。管の壁の[[平滑筋層]]がよく発達していて、[[射精]]の前にはこれが順に収縮して[[蠕動運動]]をして[[精子]]を送り出す。 正確には、精管は[[精巣]]のとなりの[[精巣上体]]の端([[精巣上体尾部]])からはじまる。精巣上体尾部には、精巣でつくられた[[精子]]がためられている。精管の反対側は[[膀胱]]と[[前立腺]]の後ろ側([[背側]])で[[精嚢]]と合流し、前立腺の中に入る。前立腺内に入ると名前が[[射精管]]となり、最後は前立腺の中心を通る[[尿道]]につながる。精嚢と前立腺が[[精液]]の成分を分泌する。 精管ははじめは[[陰嚢]]内をはしり、最後は[[骨盤]]内で終わる。お腹の中に入っていくのは、[[鼠径部]]([[ふともも>大腿]]の付け根の前面)の[[鼠径管]]。 > カテゴリー: [[生殖器系>category/生殖器系]] | [[男性生殖器系>category/男性生殖器系]] | [[器官>category/器官]] | [[腹部>category/腹部]]