胸骨柄 のバックアップの現在との差分(No.1)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

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[[胸骨]]
#author("2019-04-17T11:57:20+09:00","","")
 ''胸骨柄''とは、[[胸骨]]の上部を構成する[[骨]]。胸骨は、胸骨柄とその下にある[[胸骨体]]が結合してできている。[[鎖骨]]と[[第1肋骨]]は胸骨柄と[[関節]]を作る。

|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|医学|[[胸骨柄]] |きょうこつへい|
|>|英語|manubrium * |マ''ニュ''ーブリアム|
|~|~|manubrium of sternum |マ''ニュ''ーブリアム・オブ・ス''ター''ナム|
|~|~|episternum |エピス''ター''ナム|
|>|ラテン語|manubrium sterni |マヌブリウム・ステルヌム|

| * |  manubrium はラテン語で、持ち手、ハンドル、刀などの柄(つか)の意味。解剖学では、ツチ骨柄など他にも manubrium と呼ぶ場所があるので、それと区別したいときは "of sternum" をつける |f

 胸骨柄は[[胸骨体]]とともに[[扁平骨]]で、胸骨体よりも左右に張り出している。大雑把に見ると逆三角形で、細かく見ると八角形をしている。胸骨柄の下端で胸骨体と結合する部分([[胸骨柄結合]])を[[胸骨角]]という。胸骨柄の上端は[[頚切痕]]というゆるいくぼみで、その左右には[[鎖骨]]と[[関節]]を作る場所([[鎖骨切痕]])、その下には[[第1肋骨]]と関節をつくる場所([[第1肋骨切痕]])がある。[[第2肋骨]]は、胸骨柄と胸骨体の境界の[[胸骨角]]で関節を作る。

> カテゴリー: [[運動器系>category/運動器系]] | [[骨格系>category/骨格系]] | [[骨>category/骨]] | [[胸部>category/胸部]]

 
 

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