疎性結合組織
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
疎性結合組織とは、結合組織のひとつのタイプで、組織をつくっている線維(コラーゲン線維など)の量が比較的少ないもの。そのすき間にさまざまな種類の細胞がぱらぱらと、あるいは比較的密に並んでいる。リンパ系組織や、消化管の粘膜の結合組織(=粘膜固有層)、骨髄、皮下組織などがこのタイプ。組織中に線維がびっしりと配列しているタイプは、密性結合組織(線維性結合組織)という。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
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日本語 | 医学 | 疎性結合組織 | そせいけつごうそしき |
英語 | areolar tissue | アレオラー・ティシュー |