ローテーターカフ の変更点

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

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 ''ローテーターカフ''とは、[[肩関節]]を包み支えている帯状の[[腱]]で、[[上腕]]を[[回旋]]させるいくつかの[[筋]]から続く腱があわさってつくられる。ローテーター rotator は[[回旋筋]]、カフ cuff は帯のように回りを取り巻くもののこと。血圧を測るとき腕を圧迫するものがカフ。袖口などにつける別布になった飾り用の当て布がカフス(複数形)、それをとめるのがカフスボタン。
 ''ローテーターカフ''とは、[[肩関節]]を包み支えている帯状の[[腱]]で、[[上腕]]を[[回旋]]させるいくつかの[[筋]]から続く腱があわさってつくられる。

|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|医学|>|[[ローテーターカフ]]* |
|~|~|[[回旋筋腱板]] |かいせんきんけんばん |
|~|~|[[肩回旋筋腱板]] |かたかいせんきんけんばん |
|~|~|[[腱板]] |けんばん |
|~|~|[[回旋腱板]] |かいせんけんばん |
|>|英語|rotator cuff* |ロー''テ''イター・''カ''フ |

 ローテーター rotator は[[回旋筋]]、カフ cuff は帯のように回りを取り巻くもののこと。血圧を測るとき腕を圧迫するものがカフ。袖口などにつける別布になった飾り用の当て布がカフス(複数形)、それをとめるのがカフスボタン。

 ローテーターカフをつくる[[筋]]は、[[棘上筋]]、[[棘下筋]]、[[小円筋]]、[[肩甲下筋]]。どれも[[肩甲骨]]から[[上腕骨]]につながる筋だが、棘上筋、棘下筋、小円筋の3つは後ろから[[上腕骨]]の外側を回りこんで上腕骨の[[大結節]]に付く[[外旋筋]]で、肩甲下筋は上腕骨前面から[[小結節]]に付く[[内旋筋]]。

 [[瞼板]]はまぶたにある構造で別物。
 [[瞼板]]はまぶた([[眼瞼]])にある構造で別物。

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