十二指腸提靭帯 の変更点

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

#author("2021-06-09T11:10:51+09:00","","")
> 詳細は[[十二指腸提筋]]の項目にあります

 ''十二指腸提靭帯''とは、[[小腸]]の途中にあって小腸を背中側の壁([[後腹壁]])につなぎとめている[[靭帯]]のような構造。トライツ靭帯という別名が有名。また、靭帯の[[結合組織]]に[[平滑筋]]が含まれているので、[[十二指腸提筋]]、[[トライツ筋]]ともいう。

|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|医学|[[十二指腸提筋]]|じゅうにしちょうていきん|
|~|~|[[十二指腸提靭帯]](十二指腸提靱帯)|じゅうにしちょうていじんたい|
|~|~|[[トライツ靭帯]](トライツ靱帯)|トライツじんたい|
|~|~|[[トライツ筋]]|トライツきん|
|>|英語|suspensory muscle of duodenum * |サスペンサリィ・マッスル・オブ・デュオデナム|
|~|~|suspensory ligament of duodenum ** |サスペンサリィ・リガメント・オブ・デュオデナム|
|~|~|Treitz ligament ***,† |トゥライツ・リガメント|
|~|~|Treitz muscle ‡ |トゥライツ・マッスル|
|>|ラテン語|musclulus suspensorius duodeni * |ムスクルス・ススペンソリウス・ドゥオデニ|
|>|ラテン語|musculus suspensorius duodeni * |ムスクルス・ススペンソリウス・ドゥオデニ|
|~|~|ligamentum suspensorium duodeni ** |リガメントゥム・ススペンソリウム・ドゥオデニ|

| * |  十二指腸提筋に対応 |f
| ** |  十二指腸提靭帯に対応 |f
| *** |  トライツ靭帯に対応 |f
| † |  19世紀のチェコ(当時ボヘミア王国、のちオーストリア=ハンガリー帝国)の病理・解剖学者 [[ヴァーツラフ・トライツ>トライツ]](Václav Treitz)のこと |f
| ‡ |  トライツ筋に対応 |f


> カテゴリー: [[消化器系>category/消化器系]] | [[腹部>category/腹部]]
 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
 どのページにでも自由にリンクしてください。でも、このサイトの文を他の場所に転載(コピー・ペースト)しないでください(コピーした内容に間違いがあったとき、その間違いはその後このサイト上では誰かに修正されるかもしれませんが、あなたがコピーした先では間違ったまま残ってしまいます)。