硝子 の変更点
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
''硝子''(しょうし)とは、ガラスのこと。[[眼球]]の[[硝子体]]、[[硝子軟骨]]、[[硝子様変性]]、[[毛包]]の[[硝子膜]]などで出てくる。[[硝子質]]とは、見た目がガラスっぽく、ツルッとして透けている感じの構造のこと。 > 関連する内容が、[[硝子質]]にもあります 「硝子」という表現で呼ばれる構造は、[[肉眼]]で見たとき、または[[顕微鏡]]で見たとき、透明~半透明で多少とも透けている感じがあり、内部に構造が見えない(たとえば、[[線維]]などのすじがない、[[細胞]]やその他の構造がみえない)、均一でのっぺり、つるつる、べたっとした感じに見える。実際に何でできているかはものによって違う。 ''硝子''とは、ガラスのこと。[[硝子質]]とは、見た目がガラスっぽく、ツルッとして透けている感じの構造のこと。 日本語で「硝子~」、「ガラス~」という用語は、英語の hyaline (''ハ''イアリン)の訳であることが多く、その場合、日本語でも「ヒアリン~」と呼ばれる場合もある(例:[[硝子軟骨]] = ガラス軟骨 = ヒアリン軟骨)。 |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語|医学| 硝子 * | しょうし、ガラス | |英語| |glass | グ''ラ''ス | |~|~|hyalin * | ''ハ''イアリン | |~|形容|hyaline ** | ''ハ''イアリン | | * | 「硝子~」は、医学・解剖学用語としては、「しょうし」や「ガラス」どちらでも読むが、日常的な用法では、ふつうは「ガラス」と読み、「しょうし」と読むことはほとんどない |f | ** | 「硝子~」、「ガラス~」という用語が、英語の hyaline の訳の場合、日本語の用語でも「ヒアリン~」と呼ばれる場合もある。例えば、[[硝子軟骨]](=ガラス軟骨)は、ヒアリン軟骨とも呼ばれる |f 「硝子」という表現で呼ばれる構造は、[[肉眼]]で見たとき、または[[顕微鏡]]で見たとき、透明~半透明で多少とも透けている感じがあり、内部に構造が見えない(たとえば、[[線維]]などのすじがない、[[細胞]]やその他の構造がみえない)、均一でのっぺり、つるつるとした感じに見える。実際に何でできているかはものによって違う。 ** 硝子の付く用語 [#i9e5ae15] - [[眼球]]の[[硝子体]] - [[硝子軟骨]] - [[硝子変性]]、[[硝子様変性]]、[[硝子化]] - [[毛包]]の[[硝子膜]] > カテゴリー: [[性質>category/性質]] | [[形>category/形]]