プルキンエ細胞 のバックアップ(No.1)

『1年生の解剖学辞典』～ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ～
 

　プルキンエ細胞とは、小脳にある神経細胞の名前。神経細胞には大型の細胞が多いが、そのなかでもきわだって大きく特徴的な形をした細胞。

　小脳皮質の分子層と顆粒層との間にはさまるように1層にたくさん並んでいて、プルキンエ細胞層といううすい層をつくっている。

　細胞の向きは決っており、分子層の方向によく枝分かれして発達した樹状突起を広げ、顆粒層の方向に1本の軸索をのばす。この軸索は顆粒層を通りすぎ、小脳髄質にある小脳核にまで到達する。分子層の神経細胞から情報を受取り、それを小脳の情報の出口にあたる小脳核に伝える。

 
 
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