手首 のバックアップ(No.2)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
手首とは、うで(前腕)と手のひら(手掌)の間の境界あるいは移行部のこと。ただ、解剖学でいう手首は、手根の意味で、手の一部である。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 手首* | てくび |
日本語 | 医学 | 手根* | しゅこん |
英語 | wrist | リスト |
* 手首より手根のほうが指す場所が狭い。下の説明を参照 |
日常的な使い方では、
- 前腕の中で手に近い部分(腕時計やリストバンドをつける場所)
- 手首の関節(橈骨手根関節)のある部分
を手首ということが多いが、解剖学では 上の1つめを手首とはいわない。
解剖学でいう手首とは、
- 手首の関節(橈骨手根関節)のある部分
- 手根骨のある部分、つまり手のひらの付け根で手首の関節に近い部分。手根という。 のどちらかの場所を主に指す。特に、主として手根を指す。