手根骨

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

 手根骨とは、手首のことで、8つの骨をまとめて呼ぶ言い方。8つの骨はみな、短骨と呼ばれる角ばった小さな骨の種類に属し、4つずつ2列に並び、お互いが靭帯で強くつながれて一体化している。

言語表記発音、読み方
日本語医学手根骨しゅこんこつ
一般手首の骨てくびのほね
英語carpal bone(s) *ーパル・ウン(ズ)
ラテン語複数ossa carpi **オッサ・カルピ
* carpal は 手根 carpus の形容詞形
** 8つの骨をまとめて呼ぶ言い方なので複数形

 手のひら(手掌)の付け根にある。前腕の骨との間で手首の関節をつくり、手先に近い側では5本の中手骨(手の甲の骨)と関節をつくる。

カテゴリー: 運動器系 | | 上肢 | | 骨格系

 
 

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