筋頭 のバックアップの現在との差分(No.2)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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''筋頭''とは、筋の端が[[腱]]につながるあたりで細くなるところのうち、筋からみて体の中心に近い([[近位]])側または筋の[[起始]]の側の部分のこと。筋頭の反対側の体の中心から離れた([[遠位]])側または筋の[[停止]]の側を[[筋尾]]という。筋の真ん中の太くなったところは[[筋腹]]。 #author("2019-04-16T19:12:45+09:00","","") ''筋頭''とは、[[筋]]の両端が[[腱]]につながるあたりで細くなる場所のうち、筋からみて体の中心に近い([[近位]])側(=筋の[[起始]]の側)の部分のこと。筋頭の反対側にある、体の中心から離れた([[遠位]])側(=筋の[[停止]]の側)を[[筋尾]]という。筋の真ん中の太くなったところは[[筋腹]]。 ある筋の筋頭が2つに分かれている筋を[[二頭筋]]と呼ぶ。同様に3つに分かれていれば[[三頭筋]]、4つに分かれていれば[[四頭筋]]。[[五頭筋]]というのは、人体にはたぶんない。 |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語 |医学|筋頭 |きんとう | |>|英語 |caput of muscle |''カ''プト・オブ・''マ''ッスル | |~|~|head of muscle * |''ヘ''ッド・オブ・''マ''ッスル| |>|ラテン語|caput musculi |(ラテン語読み)カプート・ムスクリ | 筋頭、筋腹、筋尾は、おもに[[紡錘状筋]]([[筋]]の形の分類で、真ん中が膨らんで、両端が細く、[[紡錘形]]をした筋)にあるが、それ以外のタイプの筋でもある。 | * | head of muscle ではなく、musclehead, muscle-head だと、日本で言う「[[脳筋]]」のニュアンスの俗語になってしまうので注意する |f 1つの筋腹につながる筋頭が2つに分かれている筋を[[二頭筋]]と呼ぶ。同様に3つに分かれていれば[[三頭筋]]、4つに分かれていれば[[四頭筋]]。[[五頭筋]]というのは、人体にはたぶんない。 筋頭、筋腹、筋尾は、おもに[[紡錘状筋]]([[筋]]の形の分類で、真ん中が膨らんで、両端が細く、[[紡錘形]]をした筋)にあるが、それ以外の形の筋でも雰囲気でそう呼ぶ。 > カテゴリー: [[運動器系>category/運動器系]] | [[筋系>category/筋系]] | [[筋>category/筋]]