おとがい のバックアップソース(No.1)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2013-04-04 (木) 09:40:24)
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''おとがい''とは、あごの先の前方に突き出た場所のこと。また、あごの骨(下顎骨)の部分の名前でもあり、下顎骨が前方に盛り上ったところをさす。 |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語|医学|頤|おとがい| |>|英語|chin|チン| |>|ラテン語・英語|mentum|(英語読み)メンタム(ラテン語読み)メントゥム| 下あごの中にある骨は、下顎骨の下顎体の部分。下顎体の下の縁を下顎底というが、下顎底の前方に向かって突き出している部分がおとがいである。 おとがいがあるのはヒトの特徴といわれ、現生人類(Homo sapiens ホモ・サピエンス)でもっともはっきりしていて、それ以前の旧人類(ネアンデルタール人 Homo neanderthalensis)までは目立たない。チンパンジー、ゴリラなどの類人猿にはおとがいがない。