かいがね のバックアップ差分(No.3)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

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 ''かいがね''とは、[[肩甲骨]]の意味の古語。
 ''かいがね''(胛)とは、[[肩]]にある[[骨]]で、[[肩甲骨]]の意味の古語。

|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|古語|胛|かいがね|
|~|医学|肩甲骨(肩胛骨)|けんこうこつ|
|~|一般|貝殻骨|かいがらぼね|
|英語・&br;ラテン語|医学|scapula|(英語読み)ス''カ''ピュラ &br; (ラテン語読み)スカプラ |
|英語|一般|shoulder blade|''ショ''ウルダー・ブ''レ''イド|
|日本語|医学|[[肩甲骨]]、[[肩胛骨]]|けんこうこつ|
|~|一般|[[貝殻骨]]|かいがらぼね|
|~|古語|[[胛>かいがね]]|かいがね|
|>|ラテン語・英語|scapula|(ラテン語読み)スカプラ &br; (英語読み)ス''カ''ピュラ|
|>|英語|shoulder blade|''ショ''ウルダー・ブ''レ''イド|
|~|~|blade bone|ブ''レ''イド・''ボ''ウン|

 「胛」の字は、かいがね、コウと読み、肩甲骨の名前は、むかしは肩胛骨と書かれていた。「胛」の字があまり使われない漢字(常用漢字でない、JIS第2水準)なので、医学・解剖学では「甲」に置き換えて書かれることになった。ただし、「胛」と「甲」の漢字の意味は違うので、本来の[[異体字]]の関係の字ではない。「甲」はかぶさるもの、覆うものの意味で、「胛」には「月」(にくづき)がつき、それが体の一部であることを示している。
 「胛」の字は、かいがね、コウと読み、肩甲骨の名前は、本来は肩胛骨と書く。「胛」の字があまり使われない漢字(常用漢字でない、JIS第2水準)なので、医学・解剖学では「甲」に置き換えて書かれることになった。ただし、「胛」と「甲」の漢字の意味は違うので、本来の[[異体字]]の関係の字ではない。「甲」はかぶさるもの、覆うものの意味で、「胛」には「月」(にくづき)がつき、それが体の一部であることを示している。



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<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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