リソソーム のバックアップソース(No.1)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 
 ''リソソーム''(lysosome)とは、または、''ライソソーム''とは、''水解小体''(すいかいしょうたい)とも呼ばれる[[細胞小器官]]。[[細胞質]]内にあって、[[膜]]で囲まれた小さな袋状の構造をしている。内部には、[[タンパク質]]や[[脂質]]、[[糖]]など様々な物質を分解するための[[酵素]](加水分解酵素)が大量に含まれている。細胞内で分解したいもの(たとえば壊れた細胞小器官や細菌など)は膜に包まれた後、リソソームと合体、融合することで、リソソーム内に含まれる酵素がそれを分解する。

 酵素だけを含んでいる、つくられたばかりのリソソームを一次リソソーム、分解したいものと合体して分解中のリソソームを二次リソソームと呼ぶ。[[電子顕微鏡]]で見ると、一次リソソームは小さな袋として、二次リソソームは分解するものによって様々なごみのかたまりが膜に包まれているようにみえる。
 
 

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