実質 のバックアップ差分(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

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 ''実質''とは、[[内臓]]などの[[器官]]をつくっている構造のうち、その器官に特有の機能をはたしている主要な部分のこと。たとえば、[[腎臓]]なら[[腎小体]]や[[尿細管]]、[[集合管]]などをまとめて[[腎実質]]と呼び、[[肝臓]]なら[[肝細胞]]が並んで作る[[肝細胞索]]の部分を[[肝実質]]という。

|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|医学|[[実質]]   |じっしつ |
|>|英語|parenchyma |パ''レ''ンキマ |

 実質のすき間などを埋めている、その器官の機能には直接関与しない部分を[[支質]]([[間質]])と呼ぶ。支質は、ふつう[[結合組織]]でできていて、構造を保つのにはたらく[[線維]]や、[[血管]]や[[神経]]が通ったりする。

 実質や[[支質]]の区別は、内部が空洞になっていない[[器官]]についての用語。内部が空洞になっていない器官(内部が実質や支質が集まってできている器官)を[[実質器官]](実質臓器)という。内部に大きな空洞がある器官を[[中空器官]]()という。
 実質や[[支質]]の区別は、内部が空洞になっていない[[器官]]についての用語。内部が空洞になっていない器官(内部が実質や支質が集まってできている器官)を[[実質器官]](実質臓器)という。内部に大きな空洞がある器官を[[中空器官]]という。

> カテゴリー: [[性質>category/性質]] | [[形>category/形]]

 
 

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