弁 のバックアップソース(No.4)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 
 ''弁''とは、管など、内側が空洞になった場所で、内側に向かって出っぱっている膜状の構造のこと。空洞を途中で区切ることができるような「可動式の仕切り壁」のこと。弁が、開いたり閉じたりすると、中身が通れるようになったり、通れないようになったり、という調節ができる。

|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|医学|弁|べん|
|>|英語|valve|''ヴァ''ルヴ|

 たいていの場合、中身が一定の方向にだけ流れるような構造になっていて、反対方向に流れようとしたときに自動的に閉まる、つまり、逆流防止のために働いているものが多い。

* 「~弁」という名前がついている構造 [#kf78a28e]
- [[回盲弁]](かいもうべん):[[回腸]]([[小腸]])と[[盲腸]]([[大腸]])の間
- [[三尖弁]](さんせんべん)
- [[静脈弁]](じょうみゃくべん)
- [[僧帽弁]](そうぼうべん)
- [[大動脈弁]](だいどうみゃくべん)
- [[動脈弁]](どうみゃkyべん)
- [[肺動脈弁]](はいどうみゃくべん)
- [[半月弁]](はんげつべん)
- [[帆状弁]](はんじょうべん)
- [[房室弁]](ぼうしつべん)

#clear
> カテゴリー: [[形>category/形]]

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
 どのページにでも自由にリンクしてください。でも、このサイトの文を他の場所に転載(コピー・ペースト)しないでください(コピーした内容に間違いがあったとき、その間違いはその後このサイト上では誰かに修正されるかもしれませんが、あなたがコピーした先では間違ったまま残ってしまいます)。