挙上 のバックアップ差分(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

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 ''挙上''とは、[[運動]]の方向を説明する言葉のひとつで、対象となるからだの部分を[[上方]](立っているときの[[頭方]])に移動させる(引き上げる)運動のこと。反対の向きの運動は[[下制]]。挙上の運動をおこなう[[筋]]を、「~[[挙筋]]」という名前で呼ぶことがある(全部そういう名前になっているわけではない)。

|>|~言語|~表記|~発音、読み方 |
|日本語|医学|挙上|きょじょう |
|>|英語|elevation |エレ''ヴェ''イション |

 たとえば、[[肩甲骨]]の運動では、[[僧帽筋]]や[[肩甲挙筋]]などの働きで肩甲骨が[[上方]]に動く[[運動]]は挙上。また、[[肩関節]]を中心として[[上腕]]を振り上げる運動は挙上だが、その向きによって、上腕を体から前に挙上する運動は[[屈曲]]、後ろに挙上する運動は[[伸展]]、体の横方向に挙上する運動は[[外転]]という呼び方もあったりする。

> カテゴリー: [[方向>category/方向]] | [[運動>category/運動]]


 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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