椎骨 のバックアップ差分(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

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> [[背骨]]、[[脊椎]]でこの項目を参照しています

> 関連する内容は、[[脊柱]]の項目にもあります

 ''椎骨''とは、[[脊柱]](=脊椎、背骨のこと)をつくっている1個1個の小さな[[骨]]のこと。椎骨が積み重なって全体として背骨ができている。体をねじったり、反らせたりできるのは、脊柱が1本の骨ではなく、多数の椎骨がつながってできているから。椎骨どうしの間には、[[椎間円板]](椎間板)という[[軟骨]]などでできた厚いクッションがある。

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|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|医学|''椎骨''|ついこつ|
|英語・ラテン語|単数|vertebra|(英語読み)''ヴァー''テブラ &br; (ラテン語読み)ウェルテブラ|
|英語・ラテン語|複数|vertebrae (*1)|(英語読み)''ヴァー''テブライ、''ヴァー''テブリ &br; (ラテン語読み)ウェルテブラエ|
> *1 複数形にすると、椎骨がつながった[[脊柱]]全体を指すこともある
|英語・ラテン語|複数|vertebrae* |(英語読み)''ヴァー''テブライ、''ヴァー''テブリ &br; (ラテン語読み)ウェルテブラエ|
|>|>|>| * 複数形にすると、椎骨がつながった[[脊柱]]全体を指すこともある |f
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 ヒトの椎骨の数は、普通は26~30個ぐらい([[尾骨]]を入れないと25個)。上から順に、
- 首の部分([[頚部]])では、7個の[[頚椎]]
- 胸の部分([[胸部]])は12個の[[胸椎]]
- その下の腰のあたりには、5個の[[腰椎]]
- 腰椎の下には、[[仙骨]]という大型の骨があり、これが[[寛骨]]と結合して[[骨盤]]をつくっている。仙骨は、もともとは5個の[[仙椎]]だったものが融合して1つの骨になったと考えられている
- 仙骨の下にごく小さい[[尾骨]]がある。生まれたときは3~5個ぐらい(個人差あり)のごく小さい[[尾椎]]だったものが、年齢と共に融合して1つの尾骨になる
がたてに連なっている。

> イヌやネコでは尾椎は20個ぐらいあって、尾の骨である。
|  イヌやネコでは尾椎は20個ぐらいあって、尾の骨である |f
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** 椎骨の基本構造 [#q2af5405]



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> カテゴリー: [[運動器系>category/運動器系]] | [[骨格系>category/骨格系]] | [[脊柱>category/脊柱]] | [[骨>category/骨]] | [[頭頚部>category/頭頚部]] | [[胸部>category/胸部]] | [[腹部>category/腹部]]

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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