正中線 のバックアップソース(No.1)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 
#author("2020-02-28T13:37:22+09:00","","")
 ''正中線''(せいちゅうせん)とは、体の[[正中]]の位置で[[体表]](体の表面)に引いた線のこと。

 [[正中]]とは、[[正中面]](正中矢状面)の意味。[[矢状面]](矢状断面)は体を左右2つに分割する縦方向の断面のことだが、このうち、体を左右対称になるように中心で分割する断面を正中矢状面、略して正中面という。正中矢状面は、頭のてっぺん([[頭頂]])から股間([[会陰]])までの断面だが、正中線は、この断面の位置にあたる体の表面に引くことができる線のこと。

 体の前面にある正中線を[[前正中線]]、後面にある正中線を[[後正中線]]という。

 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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