球関節 のバックアップソース(No.2)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2012-10-04 (木) 09:38:01)
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> 関連する内容が、[[多軸関節]]、[[臼状関節]]にもあります ''球関節''とは、[[関節]]の形による分類のひとつで、関節をつくる一方の[[骨]]の端の[[関節面]]の形が半球状に盛り上がり、もう一方はそれがぴったりはまるように丸くくぼんでいる関節。この関節の運動の方向には、関節の形からの制限がなく、360度自由な方向に動かせる(回すこともできる)。球関節は、運動の方向の軸が無数にある[[多軸関節]]である。多軸関節は、運動の種類による関節の分類。 |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語|医学|球関節*|きゅうかんせつ| |>|英語|ball and socket joint|''ボ''ール・アンド・''ソ''ケット・''ジョ''イント| |~|~|spheroid joint |ス''フェ''ロイド・''ジョ''イント| |~|~|enarthrosis** |エナース''ロ''ースィス | |>|ラテン語|articulatio spheroidea |アルティクラティオ・スフェロイデア | | * | 球関節の他に、一般用の辞書には、球状関節、球窩関節、杵臼(しょきゅう)関節などの言い方が掲載されていることがある |f | ** | en + arthrosis: en...「~を囲む、中に入れる」、arthrosis... 「関節」 |f 半球状に盛り上がっている側の関節面を[[関節頭]]、くぼんでいる方の関節面を[[関節窩]]という。 球関節は、[[肩関節]]と[[股関節]]が該当するが、このうち、股関節は[[関節窩]]がより深いくぼみになっている[[臼状関節]]という。このため、股関節のほうが[[関節]]の動く範囲が狭い。肩関節の関節窩は浅いので、より広い角度の運動ができるが、脱臼もしやすい。 > カテゴリー: [[骨格系>category/骨格系]] | [[運動器系>category/運動器系]] | [[関節>category/関節]]