細気管支 のバックアップ差分(No.3)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2011-06-14 (火) 20:26:55)
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''細気管枝''とは、[[肺]]に入っていく[[気管枝]]が枝分かれし、最終的に[[肺胞]]に到達するまでの途中にあたる、細い気管枝のこと。大抵、肺に入ったあと6回以上枝分かれしたあとで、穴の直径が1 mm 未満。もっと太い気管枝と同様に、まわりを[[平滑筋]]の層で取り巻かれるが、[[気管枝軟骨]]、[[気管枝腺]]はほとんどない。 |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語|医学|[[細気管支]]|さいきかんし| |>|英語|bronchiole|ブ''ロ''ンキオール| |>|ラテン語|bronchiolus|(英語読み)ブロンキ''オ''ーラス &br;(ラテン語読み)ブロンキオルス| 肺の内部は、[[肺胞]]という無数の小部屋に分けられる。[[ガス交換]]は主に肺胞で行われる。肺胞に空気が届く時に通る道が肺に入った[[気管支]]から枝分かれする。これは、1つの肺を大木に例えると、無数の葉が肺胞で、大木の幹から枝のように気管支がつながるイメージ。[[動脈]]や[[静脈]]も気管支同様に枝分かれして、肺胞の非常に薄い壁をとおる毛細血管になる。 ** 肺の構造 [#n6cca4fb] 肺のある場所は[[胸腔]]といい、[[肋骨]]などによってつくられる[[胸郭]]に囲まれる。胸腔の中央部が、[[心臓]]や[[血管]]が通る[[縦隔]]で、その左右に肺がある。肺に出入りする太い管は、[[気管支]]、[[肺動脈]]、[[肺静脈]]でこれらは肺の縦隔の側からまとまって出入りする。その場所は[[肺門]]。肺門のところ以外では肺の表面は[[胸膜]]に包まれる。胸膜は肺門の回りで折り返し、胸腔の内側全体を覆う。 肺の形は[[胸腔]]の形にあわせて、上部が細く下部が太い。一番上がとがった[[肺尖]]、一番下は横隔膜に接してたいらになった[[横隔面]]。胸郭に接する外側は[[肋骨面]]。肺には右肺で2ヶ所、左肺で1ヶ所、深い切れこみがあり、それにより右肺で[[上葉]]、[[中葉]]、[[下葉]]、左肺では上葉と下葉に分かれる。切れこみは、右肺で[[斜裂]]と[[水平裂]]、左肺は斜裂。 > カテゴリー: [[呼吸器系>category/呼吸器系]] | [[胸部>category/胸部]]