絨毛 のバックアップ差分(No.4)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
> [[柔突起]]、[[柔毛]]でこの項目を参照しています ''絨毛''とは、びっしりと並んで生えている小さな突起のこと。絨毛の「絨」は、じゅうたん(絨毯)の絨で、絨毯のようにケバだったものがびっしりとならんでいるときのケバケバのイメージ。医学関係以外の分野では、''柔毛''、''柔突起''などに言い換えられることもある。 |7|2|4|11|c |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語|医学|[[絨毛]]|じゅうもう| |~|一般|[[柔毛]]* |~| |~|~|[[柔突起]]* |じゅうとっき| |英語・ラテン語|複数|villi* |(英語読み)''ヴィ''ライ &br; (ラテン語読み)ウィリ | |>|>|>| * 絨毛のことを、柔毛、柔突起などと呼ぶのは、 「絨」の字が難しいので、一般向きの文ではこれを避けて「柔」を使うことにすることがあるため。「絨」と「柔」は読み方が同じだが、意味が同じ漢字ではないので、[[異体字]]というわけではない &br; ** villi は複数形で、単数形は villus ''ヴィ''ラス(ラテン語読み ウィルス)。絨毛は常にたくさん並んで生えているので、単数形はあまり使わない |f #clear |英語・ラテン語|単数|villus** |(英語読み)''ヴィ''ラス &br; (ラテン語読み)ウィルス | |~|複数|villi** |(英語読み)''ヴィ''ライ &br; (ラテン語読み)ウィリ | | * 絨毛のことを、柔毛、柔突起などと呼ぶのは、 「絨」の字が難しいので、一般向きの文ではこれを避けて「柔」を使うことにすることがあるため。「絨」と「柔」は読み方が同じだが、意味が同じ漢字ではないので、[[異体字]]というわけではない &br; ** 絨毛は常にたくさん並んで生えているので、ふつうは複数毛を使う。単数形はあまり使わない |f 人体の中では、[[小腸]]の内側の壁([[粘膜]]の表面)にあるケバケバが[[腸絨毛]](ちょうじゅうもう)、[[胎盤]]の[[絨毛膜]](じゅうもうまく)にある[[絨毛膜絨毛]](じゅうもうまくじゅうもう)が代表的。 - [[微絨毛]](びじゅうもう)は、絨毛とは全く別の構造で、もっとずっと小さい。[[細胞]]1個1個の表面にあるケバケバのこと。いろいろな細胞の表面の[[細胞膜]]にある。 #clear > カテゴリー: [[一般構造>category/一般構造]] | [[微細構造>category/微細構造]] | [[形>category/形]]