腔 のバックアップソース(No.1)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
''腔''とは、外側を何かの構造によって囲まれ、外側と区切られた、袋状あるいは管状で中空の構造の内側にできた場所のこと。「~腔」の形で使われる。内側の場所は空洞で空気や液体が満ちていたり、[[内臓]]などが入っている場合などさまざま。 |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語|医学|腔|くう| |~|医学以外|~|こう| |>|英語|cave|''ケ''イブ| |~|~|cavity|''キャ''ビティ| |>|ラテン語|cavitas|カウィタス| |~|~|cavum|カウム| > 「腔」の字を、「こう」でなく「くう」と読む読み方は、辞書には載っていないが、医学の分野でだけ習慣的に使われている読み方。したがって、それぞれの言葉を、医学の専門用語として用いるとき以外には、「腔」を「こう」と読む読み方が正しいとされるときもある([[腹腔]]:ふくこう、ふくくう、[[体腔]]:たいこう、たいくう、など)。 ** 腔の例 [#zfc0b54f] - [[管腔]](かんくう) - [[胸腔]](きょうくう) - [[胸膜腔]](きょうまくくう) - [[クモ膜下腔]](くもまくかくう) - [[口腔]](こうくう) - [[骨髄腔]](こつずいくう) - [[骨盤腔]](こつばんくう) - [[歯髄腔]](しずいくう) - [[心膜腔]](しんまくくう) - [[髄腔]](ずいくう) - [[体腔]](たいくう) - [[頭蓋腔]](とうがいくう) - [[内腔]](ないくう) - [[肺胞腔]](はいほうくう) - [[鼻腔]](びくう) - [[腹腔]](ふくくう) - [[腹骨盤腔]](ふくこつばんくう) - [[腹膜腔]](ふくまくくう) #br > カテゴリー: [[一般構造>category/一般構造]] | [[形>category/形]]