視神経 のバックアップの現在との差分(No.3)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2008-10-05 (日) 22:27:30)
- 2 (2008-11-11 (火) 02:23:58)
- 3 (2008-11-11 (火) 11:19:04)
- 4 (2008-12-26 (金) 01:48:31)
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''眼''とは、または、''目''とは、動物の[[感覚器]]のひとつで、外界の光の情報をとらえて、[[脳]]などの[[神経系]]に伝える[[器官]]。 > [[第2脳神経]]、[[CN II]]でこの項目を参照しています ''視神経''とは、[[眼]]([[眼球]])と[[脳]]([[間脳]])とをつないでいる[[神経]]。脳とつながっている[[末梢神経]](=[[脳神経]])のうち、前から2つ目にある''第2脳神経''(第II脳神経)である。 |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語|医学|眼|め、がん| |~|~|目|め| |>|英語|eye|''ア''イ| |>|ラテン語|oculus|(英語読み)''オ''キュラス &br; (ラテン語読み)オクルス| |日本語|医学|[[視神経]]|ししんけい| |~|~|[[第2脳神経]]、第II脳神経 |だい2のうしんけい| |>|略語|[[CN II]] |スィー・エヌ・トゥー| |>|英語|optic nerve|''オ''プティック・''ナ''ーヴ| |~|~|second cranial nerve, &br; cranial nerve II|''セ''カンド・ク''レ''イニアル・''ナ''ーヴ| |>|ラテン語|nervus opticus|ネルウス・オプティクス| 光情報を[[神経]]の興奮の情報に変化させる変換器のはたらきをしている。また、眼のうち、顔から見える部分は、顔の表情を作るための、重要な要素になっている。 視神経は、眼で見えたものの情報(視覚)を、脳へ伝える[[神経線維]]が束になってでできている。[[感覚性]]([[求心性]])の神経線維だけからできている神経である。 ** 眼球 [#f8a4ba6d] ヒトなどの脊椎動物の眼は、[[眼球]]というボールのような形のものが中心となっている。光は透明なレンズ([[水晶体]])を通して眼球の内部に入り込み、内部の[[網膜]]に並んでいる、光が当たると興奮する細胞(=[[光受容細胞]])にまで届くようになっている。 詳細は[[眼球]]の項目へ。 視神経は数 mm の太さがあり、片側約100万本の神経線維が集まっててきている。眼球の後ろ側([[眼窩]]の奥側)からでて、眼窩の後端にあいた穴([[視神経管]])を通り抜けて、[[頭蓋腔]]に入る。左右の視神経はここで一旦あわさり、再び分かれてから脳につながっている。左右の視神経のあわさったところを、[[視交叉]](しこうさ)という。また、視交叉から脳の側の部分の視神経を特に[[視索]](しさく)と呼ぶ。視交叉では左右の神経線維の一部が入れ替わる。 ** 眼球の外側にあるもの [#f8d6c34c] - 眼球の外側には、眼球を動かす[[筋肉>筋]](=[[外眼筋]]または眼筋)、まぶた(=[[眼瞼]]、がんけん)とその裏側の[[結膜]]などがある。 - 眼球や外眼筋は、全体として、[[眼窩]]と呼ばれる[[頭蓋骨]]にできた深いくぼみに収まっている。 - 眼球の後ろからは[[視神経]]が出て、視神経は眼窩の奥の穴(=[[視神経管]])から[[頭蓋腔]]に入り、脳へとつながる。 - また、眼球にくる動脈(=[[眼動脈]])は、同じ穴、視神経管から入ってくる。 #br > カテゴリー: [[体の部位>category/体の部位]] | [[感覚器>category/感覚器]] | [[器官>category/器官]] | [[眼>category/眼]] | [[視覚路>category/視覚路]] | [[頭頚部>category/頭頚部]] > カテゴリー: [[神経系>category/神経系]] | [[末梢神経系>category/末梢神経系]] | [[脳神経>category/脳神経]] | [[頭頚部>category/頭頚部]] | [[視覚路>category/視覚路]]