骨盤 のバックアップソース(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 
> [[腰骨]]でこの項目を参照しています

 ''骨盤''とは、下腹部~腰~尻のあたり、つまり胴体([[体幹]])の下部にある[[骨格]](いくつかの骨が組み合わさってできている構造)のこと。1個の骨の名前ではなく、3つの骨([[仙骨]]と左右の[[寛骨]])が連結してできている。

|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|医学|骨盤|こつばん|
|>|英語・ラテン語|pelvis|(英語読み)''ペ''ルヴィス &br;(ラテン語読み)ペルウィス|
|英語|形容|pelvic (*1)|''ペ''ルヴィック|
> *1  「骨盤の~」

 その働きは、[[腹部]]の[[内臓]]([[腹腔内臓器]])や[[妊娠]]時の[[胎児]]を下から包んで守ったり、重さを支えたりすること、また、背骨にかかる上半身の体重を受け、それを太ももの骨(=[[大腿骨]])に伝えるいくつかの[[関節]]を作っている。[[下肢]]の運動の支点になり、また下肢を動かすための[[筋]]がくっついている場所でもある、など多い。

 [[腹腔]]のうち、骨盤の内側の空間を、[[骨盤腔]]ともいう。腹部の内臓のうち、骨盤腔に入っている内臓、つまり下部の内臓を[[骨盤内臓器]]ともいう。

** 関連項目 [#kd370075]
- [[骨盤下口]](骨盤底、骨盤出口)、[[骨盤隔膜]]


#br
> カテゴリー: [[運動器系>category/運動器系]] | [[骨格系>category/骨格系]] | [[骨>category/骨]] | [[骨盤>category/骨盤]] | [[腹部>category/腹部]]
 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
 どのページにでも自由にリンクしてください。でも、このサイトの文を他の場所に転載(コピー・ペースト)しないでください(コピーした内容に間違いがあったとき、その間違いはその後このサイト上では誰かに修正されるかもしれませんが、あなたがコピーした先では間違ったまま残ってしまいます)。