卵胞ホルモン の変更点
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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> 詳細は[[エストロゲン]]の項目にあります
''卵胞ホルモン''とは、女性の[[卵巣]]にある[[卵胞]]から分泌される[[ホルモン]]。代表的なのは、[[エストロゲン]]([[発情ホルモン]])なので、エストロゲンのことを卵胞ホルモンと呼ぶことが多い。エストロゲンの働きは、動物ではメスの発情期の体の変化を引き起こし、ヒトには発情期がないが、[[月経周期]]をつくったり、成長時には[[第2次性徴]]をつくる。
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|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|医学|[[エストロゲン]]|エストロゲン|
|~|~|エストロジェン|エストロジェン|
|~|~|[[発情ホルモン]]|はつじょうホルモン|
|~|~|[[卵胞ホルモン]]|らんほうホルモン|
|>|英語|estrogen*,** |''エ''ストロジェン、''イ''ーストロジェン|
|>|ドイツ語|Estrogen|''エ''ストロゲン|
| * estrogen のスペルは 米国式。英国式だと oestrogen となる。発音はどちらも同じ &br; ** 卵胞ホルモンをエストロゲンの意味以外で使うとき(下記の節を参照)は、対応する英語名は、(ovarian) follicular hormone(オ''ヴァ''リアン・)フォ''リ''キュラー・''ホ''ーモン |f
** 厳密には [#fb660b7a]
+ エストロゲンは、卵胞以外からも分泌される。卵胞以外([[黄体]]、[[胎盤]]など)から分泌されるエストロゲンやエストロゲン作用を持つ薬剤でも、「卵胞ホルモン」と呼ぶのかどうかは、場合によって異なる。
+ 卵巣の卵胞からは、エストロゲン以外にもいくつかのホルモンが分泌される([[インヒビン]]、[[アクチビン]]など)。「卵胞ホルモン」と呼ぶとき、「卵胞から分泌される、エストロゲン以外のホルモン」を含むのかどうかは、場合によって異なる。
このように、あいまいな言葉なので注意する必要がある。エストロゲンという言葉のほうが間違いがない。
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