挙上 の変更点
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
#author("2020-05-03T00:13:33+09:00","","") ''挙上''とは、[[運動]]の方向を説明する言葉のひとつで、対象となるからだの部分を[[上方]](立っているときの[[頭方]])に移動させる(引き上げる)運動のこと。反対の向きの運動は[[下制]]。挙上の運動をおこなう[[筋]]を、「~[[挙筋]]」という名前で呼ぶことがある(全部そういう名前になっているわけではない)。 |>|~言語|~表記|~発音、読み方 | |日本語|医学|挙上|きょじょう | |>|英語|elevation |エレ''ヴェ''イション | たとえば、[[肩甲骨]]の運動では、[[僧帽筋]]や[[肩甲挙筋]]などの働きで肩甲骨が[[上方]]に動く[[運動]]は挙上。また、[[肩関節]]を中心として[[上腕]]を振り上げる運動は挙上だが、その向きによって、上腕を体から前に挙上する運動は[[屈曲]]、後ろに挙上する運動は[[伸展]]、体の横方向に挙上する運動は[[外転]]という呼び方もあったりする。 たとえば、[[肩甲骨]]の運動では、[[僧帽筋]]や[[肩甲挙筋]]などの働きで肩甲骨が[[上方]]に動く[[運動]]は挙上。また、[[肩関節]]を中心として[[上腕]]を振り上げる運動は挙上だが、その向きによって別の呼び方もある。上腕を体から前に挙上する運動は[[屈曲]]ともいえるし、後ろに挙上する運動は[[伸展]]でもあり、体の横方向に挙上する運動は[[外転]]という呼び方もあったりする。 > カテゴリー: [[方向>category/方向]] | [[運動>category/運動]]