硬組織 の変更点

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

 ''硬組織''とは、体のなかで[[骨]]や[[歯]]など、他よりも硬い[[組織]]のこと。柔らかい組織は[[軟部組織]]という。

 [[骨]]や[[歯]]の[[組織]]は、通常の有機物だけでなく、[[ハイドロキシアパタイト]]などの形で[[カルシウム]]などの無機質を大量に含んでいるために硬い。研究や臨床などの様々な面で取り扱う上での共通点があることや、特別の予備知識が必要になることなどからまとめられて扱われる。
|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|医学|硬組織|こうそしき|
|>|英語|hard tissue|''ハ''ード・''ティ''シュー|

 [[骨]]や[[歯]]の[[組織]]は、通常の有機物だけでなく、[[ハイドロキシアパタイト]]などの形で[[カルシウム]]などの無機質を大量に含んでいるために硬い。研究や臨床などで取り扱う上での共通点があり、特別の知識が必要になることなどから、まとめて扱われる。

 ただし、その定義はあまり厳密ではなく、[[骨]]や[[歯]]以外に[[軟骨]]も含むこともある。軟骨は骨と隣り合っていることが多く、骨の一部は作られる過程で軟骨から変化するが、まだ軟骨には骨のように無機質は含まれていないので、それほど硬くはない。

> カテゴリー: [[組織分類>category/組織分類]]

 
 

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