管 の変更点
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
''管''とは、筒状の構造のこと。中に穴の空いた円筒で、中の穴が両側まで貫通している。ストロー、ちくわなど。 |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語|一般|管|かん、くだ| |>|英語・ラテン語|>|(多数ある。下を参照)| [[解剖学]]では、内側の液体などを別の場所まで運ぶ構造としてよく出てくる。管の内側の空洞を[[管腔]]と呼ぶ。管がどこにもつながらずに閉じて終わっているのを[[盲管]]と呼ぶ。細い管の場合は[[小管]]、[[細管]]などという名前がついている(顕微鏡で見ないと見えないうようなのを含む)。[[導管]]、[[脈管]]などは管の一種。 ** 管の英語、ラテン語 [#j3def95e] 英語、ラテン語では、管に相当する用語はたくさんある。 : tube テューブ(ラテン語、tuba テューバ) | 一般的な管。細い管のときは、ラテン語で小さいものにつける語尾、-le をつけて、tubule テュービュール となる(ラテン語、tubulus、ラテン語の複数形、tubuli)。tuble は間違い。 : duct ダクト(ラテン語、ductus ドゥクトゥス) | [[導管]]。細い管のときは、-le をつけて、ductule ダクテュールになる(ラテン語、ductulus、ラテン語の複数形、ductuli)。 : canal キャナル、カナル(ラテン語、canalis カナリス) | 一般的な管。細い管は canalicule キャナリキュール(ラテン語では canaliculus、複数形 canaliculi)。 : vas ヴァス | 導管。ラテン語から。 : vessel ヴェッセル | 血管、リンパ管などの[[脈管]]のときに使う。 > カテゴリー: [[形>category/形]]