膠 の変更点
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
''膠''とは、''にかわ''と読み、動物の[[骨]]、[[軟骨]]、[[靱帯]]、[[腱]]、[[皮膚]]などの組織を煮込んでつくったどろどろの液体のことで、かつては、のり(接着剤)として使われた。その主成分は[[ゼラチン]]。医学・解剖学用語ではない。 |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語|一般|膠|にかわ| |>|英語|glue|グ''ル''ー| 骨や腱、皮膚などの組織には、[[蛋白質]]の[[コラーゲン]]が多量に含まれている。これらの組織に熱を加えると、コラーゲンが熱で変性して水に溶け出す。ゼラチンとは、熱変性して水に溶けたコラーゲンのこと。 ** 「膠」の字が使われている用語 [#n2840562] コラーゲンが関係したり、のりの働きをする要素に対して、「膠」のついた名前が使われる。 - [[膠原質]] = [[コラーゲン]] - [[膠原線維]] = [[コラーゲン線維]] - [[神経膠細胞]] = [[グリア細胞]] > カテゴリー: [[結合組織>category/結合組織]] | [[タンパク質>category/タンパク質]] | [[解剖学用語でない>category/解剖学用語でない]] > カテゴリー: [[結合組織>category/結合組織]] | [[蛋白質>category/蛋白質]] | [[解剖学用語でない>category/解剖学用語でない]]