i.p.

『1年生の解剖学辞典』～解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説～

関連する内容は、腹腔内の項目にあります

　i.p.とは、intraperitoneal の略。ip、I.P.、IP とも書く。 intra- （内部、内側） + peritoneum （腹膜）の合成語で、腹膜に囲まれた内側（＝腹膜腔内）の意味。薬物を投与する場所を示すときの略語として使われる。ただし、なぜか i.p. に対応する日本語としては、腹膜腔内ではなく、腹腔内が使われている。

言語		表記	発音、読み方
日本語	医学	腹腔内	ふくくうない
日本語	医学	腹膜腔内*	ふくまくくうない
英語		intraperitoneal	イントラペリトニーアル
英語	略語	i.p.	アイ・ピー

* 日本語ではあえて「腹膜腔内」という言葉はあまり使わないが、厳密に区別したいときは、これを使えば間違いがない

カテゴリー: 腹部 | 略語

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