胸椎
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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胸椎とは、背骨(脊柱)をつくっているたくさんの椎骨のうち、肋骨と関節でつながっているものこと。胸部にある。肋骨は12対あり、胸椎もそれと同じく12コある。肋骨と胸椎、それに体の前部で肋骨をつなげている胸骨とは、肺や心臓など、胸の内臓を守る胸郭をつくる。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 胸椎 | きょうつい |
略語 | T、Th * | ティー、ティーエイチ | |
英語 | 単数 | thoracic vertebra | ソラスィック・ヴァーテブラ |
複数 | thoracic vertebrae | ソラスィック・ヴァーテブライ | |
ラテン語 | 単数 | vertebra thoracica | ウェルテブラ・卜ラキカ |
複数 | vertebrae thoracicae | ウェルテブラエ・卜ラキカエ |
* | T または Th は thoracic vertebra の略。第1~第12胸椎を、T1~T12 または Th1~Th12 と略すことがある。ただし、脊髄神経の第1~第12胸神経も、同じ略しかたをすることがある |
胸椎の上には、頚部に7コの頚椎(頸椎)が、胸椎の下には腰部には5コの腰椎と骨盤部に仙骨がある。
*1 Source: BodyParts3D, © ライフサイエンス統合データベースセンター licensed under CC表示 継承2.1 日本
*2 Source: BodyParts3D, © ライフサイエンス統合データベースセンター licensed under CC表示 継承2.1 日本
*3 Source: BodyParts3D, © ライフサイエンス統合データベースセンター licensed under CC表示 継承2.1 日本