前庭

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

内耳にある前庭については、内耳の項目にあります。

 前庭とは、ある構造(管状の構造の場合が多い)の入口にある、ちょっと広くなった場所につけられる名前。口腔前庭腟前庭喉頭前庭ヒダ内耳の前庭などがある。単に前庭というと、ふつうは内耳にある前庭のことを指す。

用語表記発音、読み方
日本語医学前庭ぜんてい
英語vestibuleヴェスティビュール
ラテン語vestubulumウェスティブルム

 ラテン語の vestibulum のもともとの意味は、玄関や前庭(まえにわ)。これがもとになって、西洋建築の建物内で、玄関ホールまたはロビーのことを指すようになった。日本語名の前庭は、もともとのラテン語の名前の意味に当たる訳語。

カテゴリー:

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
 どのページにでも自由にリンクしてください。でも、このサイトの文を他の場所に転載(コピー・ペースト)しないでください(コピーした内容に間違いがあったとき、その間違いはその後このサイト上では誰かに修正されるかもしれませんが、あなたがコピーした先では間違ったまま残ってしまいます)。