兄弟筋 のバックアップソース(No.1)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2013-09-13 (金) 08:53:40)
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''兄弟筋''とは、2つ(またはそれ以上)の別々の[[筋]]が、[[発生]]をさかのぼると、ひとつの筋のもと([[筋原基]])からできるが、途中で分かれて別の筋になったもののこと。発生の間に場所がずれていき、大人の体ですぐとなりに並んでいるとはかぎらないが、大抵の場合、それらはすぐ近くにある。また、同じ[[神経]]に[[支ぬ配]]されていたり、働きが似ていたりする、などの特徴がある。 *** 兄弟筋の例 [#f81e34ee] - [[僧帽筋]]と[[胸鎖乳突筋]] - [[肩甲挙筋]]と[[菱形筋]](大・小菱形筋) - [[大腰筋]]と[[腸骨筋]] - [[中殿筋]]と[[大腿筋膜張筋]] あまり発生をさかのぼりすぎると、すべての筋の起こりは何グループかにまとまってしまうので、みな兄弟になってしまう。その中でも、特に近い関係のものを指して兄弟筋という。