副神経 のバックアップ(No.1)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

 副神経とは、第11脳神経。すべて筋を動かす運動性の脳神経。大きく2つの部分、内枝と外枝に分けて考えることができる。内枝は、のど、特に喉頭の筋を支配し、外枝は僧帽筋と胸鎖乳突筋を支配する。

 頚静脈孔を通って頭蓋腔をでるが、このときだけ1本の神経にまとまる。その後、内枝と外枝に分かれ、内枝は一緒に頚静脈孔をでた第10脳神経の迷走神経と合流し、のどの筋へ。外枝は僧帽筋、胸鎖乳突筋の上部へ。これらの筋はどちらも二重神経支配を受ける筋で、副神経の他に頚神経叢の支配も受ける。

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
 どのページにでも自由にリンクしてください。でも、このサイトの文を他の場所に転載(コピー・ペースト)しないでください(コピーした内容に間違いがあったとき、その間違いはその後このサイト上では誰かに修正されるかもしれませんが、あなたがコピーした先では間違ったまま残ってしまいます)。