神経叢 のバックアップソース(No.2)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2013-08-26 (月) 22:19:10)
- 2 (2013-08-26 (月) 22:32:15)
''神経叢''とは、体を走る[[末梢神経>末梢神経系]]が、何本も途中で合流([[吻合]])したり分岐したりしてつくる構造のこと。神経叢には、数本の[[神経]]が途中でくっついただけのような単純な構造のものから、無数の細い神経がからまったように網目をつくっているものまで、色々な種類がある。また、神経叢内に[[神経細胞体]]が含まれるものと、[[神経線維]]だけで神経細胞体が含まれていないものがある。神経叢も末梢神経系に含まれる。 代表的な神経叢には、[[脊髄神経前枝]]がつくる神経叢([[頚神経叢]]、[[腕神経叢]]、[[腰神経叢]]、[[仙骨神経叢]]など)や、[[自律神経>自律神経系]]が[[内臓]]の周囲につくるもの([[腹大動脈神経叢]]、[[上下腹神経叢]]など)、[[内臓]]の内部でつくるもの([[粘膜下神経叢]]や[[筋層間神経叢]])などがある。