骨髄 のバックアップソース(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 
 ''骨髄''とは、[[骨]]の内部に空洞がある場合、その空洞を埋めているものこと。[[赤血球]]や[[白血球]]のもとになる多種類の[[細胞]]や[[脂肪細胞]]が詰まっていて、その中を細い[[血管]]が豊富に走る。構造は全体としてやわらかく不定形。骨髄をつくる[[組織]]を[[骨髄組織]]という。また、骨髄を[[器官]]として考えることもある。

 [[赤血球]]や[[白血球]]のもとになる[[細胞]]が豊富に含まれる骨髄を、[[赤色骨髄]]という。[[脂肪細胞]]ばかりが含まれる骨髄を[[黄色骨髄]]という。[[骨髄移植]]のために採取するのは赤色骨髄でないといけない。子どもの頃は多くの骨に赤色骨髄があるが、成長とともに黄色骨髄だけの骨が増える。

 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
 どのページにでも自由にリンクしてください。でも、このサイトの文を他の場所に転載(コピー・ペースト)しないでください(コピーした内容に間違いがあったとき、その間違いはその後このサイト上では誰かに修正されるかもしれませんが、あなたがコピーした先では間違ったまま残ってしまいます)。