ギャップ結合 の変更点
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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#author("2025-01-04T20:02:42+09:00","","") ''ギャップ結合''とは、となりあう2つの[[細胞]]の間につくられる[[細胞間結合]]のひとつ。ギャップ結合では2つの細胞の[[細胞膜]]に穴をあり、細胞内のイオンなどの低分子が自由に通れるようになっている。ギャップ結合がつくられた細胞どうしでは、どちらかの細胞で起こった細胞内のイオンの変化がもう1つの細胞にも自動的に伝わるので、2つの細胞は情報伝達の上ではあたかも1つの細胞のようにはたらく。 |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語|医学|[[ギャップ結合]] |ギャップけつごう | |>|英語|gap junction |''ギャ''ップ・''ジャ''ンクション | ギャップ結合は、[[細胞膜]]にコネキシンという[[タンパク質]]6コが輪になって並んで、中央に穴のあるコネクソンというタンパク質複合体からできている。[[電子顕微鏡]]で観察できる。 ギャップ結合を持つ[[細胞]]の例には、[[心筋]]細胞や[[平滑筋]]細胞がある。1個の[[筋細胞]]が興奮して収縮すると、その興奮が次々と隣の筋細胞へ伝わり,筋全体が収縮することができる。 > カテゴリー: [[細胞内構造>category/細胞内構造]] | [[電子顕微鏡レベル>category/電子顕微鏡レベル]]