ホルモン の変更点

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

 ''ホルモン''とは、体内で働いている微量の物質で、決まった[[器官]]の[[細胞]]から[[分泌]]され、血流にのって体内の別の器官まで届いて、そこの細胞に決まった反応を引き起こす物質。ホルモンは、体を作る「材料」や「栄養」、エネルギーの元となる物質とは違い、ごく微量で大きな作用があるのところが違う。

|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|医学|ホルモン|ホルモン|
|日本語|医学|>|ホルモン|
|>|英語|hormone|''ホ''ーモン|

 体の中では多くの種類のホルモンが別の器官から分泌されている。ホルモンを分泌する器官を、内分泌器、内分泌器官と呼び、それらをまとめて[[内分泌系]]という器官系に分類する。

 ホルモンは体内の微量物質の中では最も古くから知られている物質だが、ホルモンと似た性質を持つ物質のグループが後からどんどん見つかっている。それらは、[[成長因子]]、[[サイトカイン]]などと呼ばれて名前上はホルモンと区別されているが、その境はあいまいで、どちらともいえないようなものも多い。

> カテゴリー: [[内分泌系>category/内分泌系]] | [[物質名>category/物質名]] | [[ホルモン>category/ホルモン]]
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
 どのページにでも自由にリンクしてください。でも、このサイトの文を他の場所に転載(コピー・ペースト)しないでください(コピーした内容に間違いがあったとき、その間違いはその後このサイト上では誰かに修正されるかもしれませんが、あなたがコピーした先では間違ったまま残ってしまいます)。