ランゲルハンス
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
ランゲルハンス Langerhans は人名。
パウル・ランゲルハンス †
パウル・ランゲルハンス Paul Langerhans は、19世紀半ばのドイツの病理・解剖学者。1844年ベルリン生まれ。膵臓のランゲルハンス島、皮膚のランゲルハンス細胞などを発見して、名前が残っている。1888年没。
ルドルフ・ウィルヒョーに強い影響を受けた。膵臓の研究は、ベルリンのウィルヒョーの研究室で行われた。
ランゲルハンスの名前のついた構造 †
- ランゲルハンス島
- 膵島ともいい、膵臓内部に散らばる細胞のかたまり。ここの細胞から、インスリン、グルカゴンなどのホルモンが分泌される。
- ランゲルハンス細胞
- 皮膚の表皮の中に散らばっている細胞で、免疫系にかかわる機能を持っている。
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