一軸性関節

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~

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 一軸性関節とは、単軸性関節とも呼び、関節を、何種類の運動ができるかによって分類したときの分類のひとつ。運動の方向が1方向だけのもの。最も運動の種類が少ないものがこれ。一軸性関節は、蝶番関節(ちょうつがいかんせつ)、車軸関節などに分けられる。

言語表記発音、読み方
日本語医学一軸性関節いちじくせいかんせつ
単軸性関節たんじくせいかんせつ
英語uniaxial jointユニクシャル・ジョイント

 たとえば、肘の関節(腕尺関節)は、肘の屈曲伸展の一方向だけで、上腕を固定したときの前腕の動きは一平面内におさまるので、この関節は一軸性関節である(蝶番関節)。

 一軸性関節の他には、二軸性関節多軸性関節がある。つまり、動きの方向が最も制限されている関節が一軸性関節。

一軸性関節の種類

蝶番関節(ちょうつがいかんせつ)
関節の一方の骨の端が骨の向きと直交する円柱形で、もう一方の骨にそれを包むくぼみがある。指節間関節の関節)、腕尺関節(肘関節)、距腿関節(足首の関節)など。
らせん関節
蝶番関節のうち、運動がななめ方向に起こるものを特にこう呼ぶ。腕尺関節距腿関節など。
車軸関節
関節の一方の骨の端をもう一方の骨が支えることで、骨が回転できるようになっているもの。上・下橈尺関節(前腕の回転)、正中環軸関節(首の回転)など。

カテゴリー: 骨格系 | 運動器系 | 関節

 
 

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